
スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」の舞台にもなったというゴットランド島ヴィスビーは、石造りの城壁と緑の木々に囲まれたなんとも味のある街をご紹介します。
この島でしかとれないベリーにも注目です。



ストックホルムの南ニネスハムンから、プロペラ機で40分程度、上空からバルト海を眺めて過ごすと、ゴットランド島のヴィスビーにたどり着きます。
スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」の舞台にもなったという、ここヴィスビーは、石造りの城壁と緑の木々に囲まれたなんとも味のある街。
8月の初旬には「中世週間」というイベントがあり、歩く人のほとんどが中世時代の服装をしたり、同じく中世の服装をした売り子が軒を連ねる市場も出ていて、銀の食器やアクセサリー、陶器や木製のキッチンセットなどが並べられます。
また、広場の簡易の競技場では、馬に乗った騎士たちが互いの技を競い合う競技会が催されます。選ばれた騎士たちが、馬を走らせながら槍でマンターゲットを突いたり、立てられた5枚の円盤を剣で拾い上げたりすると、観衆は熱狂的な喝采を送り、盛り上がります。ハーフタイムショーには赤と緑の妖精タイツに身を包んだ子供たちが走り出て来て、ヒヤヒヤするような組体操を見せてくれることも。
広場から市場を抜けて歩くと、色とりどりのバラが庭園に整然と咲き誇っているバラ園に出ます。所々崩れている城壁は海に沿ってめぐらせてあり、かつての教会の廃墟があちらこちらに点在しています。
バラ園を出ても、石畳の迷路のようなヴィスビーの街を歩いていると、ずっと奥までバラが咲く住宅街の中の細い路地があります。近隣で申し合わせて、道行く人の目を楽しませるためにバラを植えているのだろうかと想像すると、とても楽しくなりませんか。
また、このゴットランド島にはこの島でしかとれないベリーがあり、どの店でもこのベリーのジャムとジュースを売っています。白地に黒一色で文字と絵が描かれた控えめなラベルの瓶は、派手な娯楽施設などなくても楽しく暮らしていけるこの島のお土産にぴったりではないでしょうか。